当研究室を志望される方へ


  • 修士課程への進学を希望する方は,3月の大学院説明会,8月に行われるオープンキャンパス等の研究室公開の機会に参加して下さい.学内・学外問わず参加を歓迎します.(注:2020年3月の大学院説明会は中止となりました.)
  • 博士後期課程への進学を希望する方は,随時石川,南,増田までご連絡下さい.

石川教授からのメッセージ

どんな研究室なのか

研究のページには,研究テーマの例,これまでに書いてきた解説記事へのリンク,過去の卒論修論の題目などがありますので,ざっと目を通していただくと当研究室の雰囲気がわかると思います.特に,解説記事には執筆当時の教員の考えや得意分野がよく反映されていますので,ぜひ参考にしてください.

ただし,公開されている文献は過去に行った研究に関するものであって,「これから行うこと」はどこにも書かれていません.過去の文献は,あくまでも新しいことをやるためのベースであると捉えて下さい.ときどき,「卒論の〇〇の発表を見て面白いと思いました.私もあんなことをやりたいです」という人がいます.興味をもってくれるのは大歓迎なのですが,皆さんが発表で聞いたものは「すでに終わった研究」であることに注意して下さい.皆さん自身が研究室に入って行うのは,「まだ誰も見たことがない新しい研究」なのです.

基盤知識

学部3年までに学ぶ内容のうち,当研究室で重要なものは制御・力学・数学,それとメカトロ系の技術知識です.

  • 制御:古典制御,現代制御
  • 力学:機械力学,古典力学,機構学
  • 数学:線形代数,微積分,ラプラス変換,フーリエ変換,確率統計など
  • 技術面:プログラミング,電子回路,メカトロニクスの基礎

学部のときにこれらの科目が得意だった人,興味を持てた人は当研究室に向いていると思います.もちろん,これらをマスターしていなければ研究室に入れないというわけではありませんが,少なくともこれらが嫌いでないこと,必要になれば自分で復習できることが重要です.また,どこでもそうですが研究室に入ったら英語は必須です.

研究室に入ってから学ぶこと

研究の場においては,必要になったことは自分で勉強するのが基本です.「習っていないから」は通用しません.当研究室で必要になることが多いのは次のような分野です.

  • 上級制御理論:非線形制御,ロバスト制御,サンプル値制御,システム同定,etc.
  • ロボティクス:機械リンク系の力学と制御
  • 力学系理論,とくに分岐理論
  • 微分幾何学とトポロジー,離散数学,数理計画法
  • 機械学習,画像処理,ベイズ推論など
  • 動物学,解剖学,進化生物学

もちろん,一人がこれら全てを研究テーマに応じて学びながら研究を進めていきます.

ハードウェアの知識について

また,ロボット紹介のページからわかるように,研究室にはさまざまなロボットを創造するための環境とノウハウ,そして頼れる先輩達が揃っています.

石川自身は理論寄りの研究者ですが,学生の研究テーマは得手不得手に応じてさまざまな設定が可能ですので,意欲さえあればどんな人でも歓迎します.理論を極めたい人は理論を,メカを作りたい人はメカをとことん追求してください.さらに言えば,ソフトウェアに強い人材は常に不足気味ですので,大歓迎です.